〜 MG300S用 ストラップ製作作業 1/2 〜
                                                ■工作:BAUHAUS

このページで紹介したものは、あくまで個人で製作し、個人使用するものであり、販売目的で製作したものではありません。
また、このページを参考に製作、改造をされ、大切なギターやストラップ等に傷がついたり、不具合が起こってもBAU▲CLUBは一切の責任を負いません。 (2013 BAU▲CLUB)


Morris MGシリーズにつけるストラップと言えばこれ。P○○k b○y牛革製ストラップです。アリス谷村氏がMG300Sに使用していたことでご存知の方も多いはず。究極のMGにはやはり、このストラップが必要(^^;・・・とメーカーに問い合わせたところ、発売から30年以上も経過し、生産終了。勿論在庫もありませんでした。手元にあるのはナチュラルスキン(ベージュ色)。これをもとに復刻できないかと、HPで色々な革製品の工房やストラップ製作工房などをあたりましたが、こちらが希望した厚さの革を使うとなんと4万円以上の見積もり。しかもショップが作り販売するとなると著作権等の絡みもあるので同じものの製作は・・・。
・・・となれば、自分で作るしかない!と、またまた昔取った杵柄(^^;レザークラフトに挑戦!
  ←左は完成作品   右は→オリジナル
長年の使用により革もくたびれ、余った部分のストラップを止める革も切れてなくなっています。(左)

革を有効活用するためでしょうか、本体は3ピースとなっています。
まずは、材料とする革を探しに手芸店やDIY店等に足を運びましたが、適度な大きさと厚さ・長さの革が見つかりませんでした。

そこで思いついたのが、市販のストラップを改造する手段(^^;

いつもお世話になっているI楽器にいくと、ちょうどぴったりサイズの幅のストラップを発見!

2本購入、解体し、製作する作戦に!(^^;
オリジナルを解体してパーツを作ります。

厚い革を裁断するにはカッターなどではできません。ここで専用の皮切り包丁の登場です!

とにかくよく切れます!
幅をそろえた後は型紙に合わせて形を裁断します。裁断面をやすりで整えます。
バックル側のパーツに穴をあけます。(左)

裁断面にはCOBAコートを施します。(右)
ひとつずつパーツが出来上がり、形が見えてきました。
ヘッド側のベルト部分をつくります。
元々ある形を生かし丁寧に裁断し、専用工具で穴あけをします。(左)

リベットをでつなぐための穴を開けます(右)
オリジナルに近いリベットを使って2枚のパーツをつなぎます。
つなぎ合わせた周りを縫います。できれば工業用ミシンで縫うのが良いのですが、今回は手縫いに挑戦。専用工具で穴を開けます。ここでは下まで突き抜ける必要はありません。1枚目の革にアタリがつけばOKです!
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