〜 WJ-100SKのピックガードを3プライにしてみる編 A〜
                                                ■工作:BAUHAUS


〜サウンドホールにあわせ円を切ってみよう編〜

■ステンレス板を使って型台を作ってみました。
円が二重になっているのは外側が直径13cmのオリジナル。今回の狙いはお約束の谷村氏仕様ですから直径12cmにします。

両方の円を書いておく方がPGを固定する時の目安になります。

型台はペニや板等でも可能ですが、板の反りやサークルカッターの針を刺す中心部の耐久性を考え、今回はステンレスの板にしました。何度も切っているとベニヤ板では穴が広がり結果的に正円が切れません。

ピックガードの素材は幅のあるテープを使って型台に止めています。これがずれると、どうしようもありませんから・・・(できれば動かないように型抜きしてもよいのですが、そこまでしなくてもテープで十分です。)
■中心となる部分にドリルで穴を開けておきました。
■今回使用したサークルカッターN○社のCP-2500。試作版ではアクリルカッターの刃を切り(折り)このサークルカッターに取り付けていたのですが、東○ハン○にて写真のような刃を発見。他のカッター用でペンチで折って使います。
■刃を取り付けてみました。サイズもうまく合いました。(^_^)v

カッターの刃の取り付け。実はここがポイントなのです。もともとアクリル用のカッターの刃は”切る”というより”削って溝を切る”ものなのです。今回も刃先の薄い部分で切るのではなく刃の”背”を使って削ります。
■少しずつ、少しずつカッターの中心がずれないように気をつけて削って行きます。最初はあまり力を入れず、溝ができてきたら少しずつ力を加える方が良いでしょう。写真では、刃先は手前が薄くなっていますが、背の部分で削るので時計方向に回してます。

実はベニヤ板の型台で作った一号機で製作中、気を抜いてカッターの中心がずれ、刃がPGの上を走ってしまいました。(ToT)/~~~
そんな反省を生かし、ステンレスの板にした型台”2号機”なのです。
 
■切り抜き終わったところです。画像は縮小しているので、切り口が荒く見えますが、実物はきれいな半円になっています。

■円の内側を削ります。専用工具スクレイパー君の出番です。外周と同様に平らな台の上 で削ると三層の素材が見えてきます。

ここまでくれば峠は越えました(^^:
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